バルブタイミング再調整

イマイチパワーが出ないので、バルブタイミングを確認します。





























































↑タイミングホイールでダイヤルゲージが止まる角度の５０％の位置がＴＤＣになります。
　探すときは、反時計方向にクランクを回して探します。
　時計方向にはギアのバックラッシュが有るので、測定してはいけません。






















































↑１番シリンダーのＩＮ側を計ります。


















































































↑自作した測定子がクランクしていますが、オイルジェットを避けてリテーナーの頭にセットします。
　カムシャフトのリフト量は、リテーナーの移動量をダイヤルゲージで直読します。



































↑　カムスプロケットとカムの締結ボルトは５回程締付けを繰り返すと伸びますので
　　その都度交換します。

結果・EX104°　IN107°でしたので、
　　　　EX104°　ＩＮ103.5°に変更しました。

あと、タペット音がうるさかったので、再度調整を行いました。
エンジンを組んだときは、全数0.15mmで調整したはずなのに
測定したら、0.25mm～0.30mmもありました。ナンデ？
普通はシートカットしたらバルブの沈み込みが有るので
クリアランスは減る方向にあるんですが、なぜか増えてました。
もしかしたら、組み立てをした時から間違っていたのかもしれません。

今回は慎重に測定しＩＮ0.10mm　ＥＸ0.15mmで組みましたが
ヘッドから聞こえるタペットの打音が無くなり純正風の音になりました。


作業開始から、片付け終了まで６時間ほど掛かりました・・・・・

　　　　疲れるね～