忍者ブログ
StudioOxygen studioradium HONDA X4の改造を主に扱ってます studio oxygen sc38 sc40 ホンダ X4 studioradium.mikosi.com
[1] [2] [3] [4]
以前より予告していた
ベルリンガー 6POTブレーキキャリパーのステンレスパッドピン(脱落防止改良版)です。 

高速道路でパッドを落下させてから怖くて乗れませんでしたが、
これでようやくX4に乗れるようになります。




P1040828_R.jpg



























↑ 上側新設ブレーキパッドピン(ステンレス) 脱落防止ダブルベータピン仕様
   下側既設ブレーキパッドピン(スチール) シングルベーターピン仕様


P1040829_R.jpg

























↑左右貫通部状況

P1040837_R.jpg


























↑貫通部状況


P1040840_R.jpg



























↑ パッドピン長さ比較写真


P1040841_R.jpg



























↑ パッドピン長さ比較写真


P1040847_R.jpg



























↑ パッドピンにはワイヤーロック用穴が2個開けてあります。



P1040848_R.jpg



























↑ 装着完了図



パッドピンは、ステンレス棒から削りだしで作ってあります。
パッドがスムーズに移動するように、ピンは磨きと
純正品よりも30ミクロン細く作ってあります。

これで、ダブルベーターピンになりましたので、パッド脱落の危険に対する安全性が格段に向上しました。
同時に抜けることは無いと思います。


若干数 在庫あり 1本 3,000円になります。 
はっきり言って、シングルベーターピンの事故が無いのが不思議なくらいですが
以前市販されていたリプレイス品のステンレスパッドピンの販売を中止したところから推察すると
何か、問題があったと思います。
どれかは言いませんが、アレは悪条件が重なるとピンが外れて抜けてします可能性があると思ってます。

素直に、ワイヤーロックせよと 聞こえてきそうですが

これは、めんどくさがりやさん向けです。

ただし、個人作成なので、これを使っての事故とか破損とかに関しては何の保証もありません。
理解できる方で、必要な方は連絡をくださいませ。

拍手[1回]

PR
P1040766.JPG





































P1040764.JPG



































P1040765.JPG




































12ヶ月待ちでした。。。。。

付けようと思い描いて、気合い入れて注文しましたが
届く頃には、ラジアルの6ピストンキャリパーが発売されてしまう始末で
キャンセルできないシステム。

さすがフランスクオリティ、ロゴがずれてしまっています。
しかし、こんなことで返品してたら、一体何時になったら届くのか判らないので
有り難く、受領しておきます。

出荷検査票は26/JAN/2006と記載されてる有様。
3年前に作った商品ですか・・・・・・・・

船便が~とか、フランス人が作ってるから~とか
何時になったら来るか判りませんよ~ とか言われながらも

一応、納品されるところがエライ!!!


さて、どうやって付けましょうか。




ところで、やっぱり、今時鋳鉄DISKでしょう!!

水に濡れたら、30秒でDISKが真っ赤に錆びてしまう
洗車したまま放置したら、パッドとDISKが固着してしまう
走りながらパッドで錆を落としたら、ホイールが真っ赤になってしまう
あの鋳鉄DISKです。

PLUSμの鋳鉄は、材料が柔らかいのか初期の衝撃も全く無くて
ブレーキを掛ければ、掛けるだけパッドもDISKも減ってしまう
あまりにも減りがすごいもんだから、そのうち、DISKがもったいなくて
前ブレーキを掛けなくなって、後ろブレーキだけで制動するような、
おばかさん向けの、正統派システムと言えるでしょう。

ステンレスが好みの人は、カーボンロレーヌのベルリンガー用シンタードパッドがお勧めです。
これはこれで、ステンレスらしくガッツリDISKが青くなって効きも抜群です。

そろそろ、フロントDISKも使用限界値に近づいてきているので
このキャリパーを使うときは、新アウターDISKになる予定だったりします。

拍手[0回]

P1040692.jpg

































怖いのも痛いのもイヤで、普段から、仕舞う時は消えて無くなりたいと思っているくらいなので
バイクに乗っている時も、怖いことだらけです。
特に、車で後から突っ込まれることを一番恐れていたりします。
それはとっても痛いですし、怖いです。


という訳で、ローマウントストップランプをレフレクターの下に取り付けてしまいました。
これで、後の車の認識度も上がれば良いのですが・・・・・

拍手[0回]

e14e891f.jpg








































NEC_0064.jpg








































12月なのに妙に暖かかったので、乗ってしまいました。


拍手[0回]

NEC_0027.jpg


































今年最後ということで、きれいに洗車しました。
そして、もう寒くなってきたので、
軽く乗りましたが~  

やっぱバイクはええね~

拍手[0回]



P1040480.jpg


































↑フォークオイルが届きましたので、早速動作油を充填しました。
SAE10 カートリッジフォーク用です。


P1040485.jpg











































油面110mm
油量600ccぐらいです
メスシリンダーで計っても、動作油は粘度があるのでメスシリンダーの壁面に付着するため
正確な量は計量できません。
全ては油面で決めます。
ダンピングは伸び側標準戻し全閉から2回転戻しで作ってあります。
最大4回転戻しまでできますので、クラウンの様なサスになることでしょう。
このサスは、伸びを変えると圧側にも少し影響が出るように作ってあります。
ちょっと、油面が高いような気もしますが、硬けりゃ抜けばいいのです。
スプリングを入れた後で、シリンジを使って約15cc抜くと、
スプリングを入れてない状態での油面が10mm下がります。

P1040497.jpg


































↑きれいにフキフキして出荷準備完了
ん~ 見た目が絶妙にCOOLです。

業務連絡
箱は今後も通箱として使うので、返してくださいな。
空箱を回送するのもアレなんで茨城の珍味を入れてね。☆-(・ε・`

拍手[0回]

茨城の熱烈なるX4ユーザーさんから
X4のフォークでダンピング調整が可能で、
X4純正よりも短く、SC54純正よりも長くて
メッキとチタンで見た目もCOOLなヤツを作ってくれとの
オーダーを受けましたので
6ヶ月の歳月を掛けてフロントフォークが完成しました。



P1040458.jpg




























インナーチューブは、SC54用です
円筒研削を施し、再メッキとバフ掛け、イオンプレーティングを2回施工した高級品です。
アウターチューブは、メッキ後、内部壁を規定寸法に収まるようバフ掛けし、ツルツルにした
これもスペシャル品です。


P1040459.jpg




























スライドメタルです。
表面は、テフロンコートです。


P1040462.jpg






























↑オイルシールドライバ


P1040461.jpg




























左の錘をスライドさせて、メタルとシールを挿入します。

P1040465.jpg












































仮組
下がメッキで、上が光沢のあるガンメタリック色なので
見た目が、とても、クールです。



P1040474.jpg





























内部はカートリッジ方式に変更してあります。
ダンピングとスプリングセット加重を変更できるようになっています。
また、カートリッジロッドもテフロン加工を施してあります。
オイルシールは、三元共重合体ニトリルゴム(XNBR)を使用した、スペシャルシールです。


P1040478.jpg


























トップキャップは、黒アルマイトを施しました。
総費用はオーリンズ正立フォーク2本分ぐらいでしょうか・・・・・・・

はっきり言って、自分が使いたいくらい、かっこいいです。

拍手[0回]

Bore (in) Bore (mm) Top Ring Second Ring Oil Ring Part #
    Axial Height Radial Width Type Axial Height Radial Width Type Axial Height Radial Width Type  
3.15 80 1.0mm 0.124 CUS 1.0mm 0.124 DPA 2.0mm 0.132 CUS XG8000

Ringtype CUS Carbon Steel,Chrome,BarrelFace,Buck Cut,Neutral
Ringtype DPA  Ducctile Iron,Phospate,Taper Face,Buck Cut,Neutral 



c_7_img2.gif








l







 






重要なところ
TOPRING   色調・茶色: 横面・樽型: 横面仕上げ・クロムめっき
2NDRING  色調・黒色: 横面・テーパー型: 横面仕上げ・ねずみ鋳鉄肌

メーカー刻印を上側にセットすること。



c_7_img1.gif






















c_7_img3.gif






















b_6_img1.gif






















 

ピストンリングの主な形状
ピストンリング各部の名称
自由状態における名称及び記号
Nomenclature and symbols under free state
 
エッジ、内外周、側面の名称
Nomenclature of edges, inside and peripheral surfaces and side face
1) 断面形状 Cross-section configurations
レクタンギュラリング Rectangular ring
キーストンリング Keystone ring
ハーフ
キーストンリング
Half keystone ring
スクレーパリング
(ステップ)
Scraper ring
(stepped)
ナピアリング
(アンダカットステップ)
Napier ring
(under-cut stepped)
窓付き
オイルコントロールリング
Slotted oil contorol ring
べベルオイル
コントロールリング
Bevelled-edge oil
contorol ring
ダブル
べベルオイル
コントロールリング
Double-bevelled oil
contorol ring
コイルエキスパンダ付き
オイルコントロールリング
Coil spring loaded
oil contorol ring
コイルエキスパンダ付き
べベルオイル
コントロールリング
Coil spring loaded
Bevelled-edge oil
contorol ring
コイルエキスパンダ付き
ダブルべベルオイル
コントロールリング
Coil spring loaded
double Bevelled-edge
oil contorol ring
スチール組合せ
オイルコントロールリング
Expander / segment
oil contorol ring

2) 外周形状 Face configurations
ストレートフェース Straight-faced
バレルフェース Barrel-faced
テーパフェース Taper-faced

3) エッジ部形状 Edge configurations
上面インターナルべベル
[正ねじ(捩)れタイプ]
Internal bevel top
(positive twist type)
上面インターナルステップ
(正ねじれタイプ)
Internal step top
(positive twist type)
下面インターナルべベル
(逆ねじれタイプ)
Internal bevel bottom
(negative twist type)
下面インターナルステップ
(逆ねじれタイプ)
Internal step bottom
(negative twist type)
内周面取り Inside edges chamfered
外周面取り Outside edges chamfered
内外周面取り Inside and outside
edges chamfered

4) コーティング部形状 Coating configurations
コーティングなし Uncoated
コーティング付き
外周全面
Coated fully faced
コーティング付き
セミインレイド
Coated semi-inlaid
コーティング付き
インレイド
Coated inlaid

5) 合口部形状 Joint configurations
直角合い口(ストレート) Joint
(straight)
斜め合い口(アングル) Oblique joint
(angle)
段付き合い口(ステップ) Stepped joint
(angle)
側面回り止め Joint with side notch
内周回り止め Joint with internal notch


引用 株式会社リケン ピストンリング製品情報

拍手[0回]

BERINGER(ベルリンガー)の6POT 6PADキャリパーは
とてもよく、ブレーキが効くのですが

先日、高速道路を走行中にパッドピンを脱落させてしまい
ついでに、パッドも脱落させてしましました。

その時は、脱落した事に気が付いていなかったのですが
いつも、リアブレーキで止る癖がついているので
パーキングに止る時も、難なく止ることができました。

しかし、一歩間違えば、大変な事になっていたかもしれません。

まあ、その解決策ではないのですが、下記の様な
ダブルベーターピン仕様の、ステンレスパッドピンの製作を予定しています。
また、脱落の原因となる、クイックリリースのDリングは付けません。
(Dリングが付いていると、ある角度に回転するとDリングがキャリパーボデーに接触して、
 固定されてしまいます。ブレーキ中の振動、母材の歪等によって
 通常では、絶対に固定されない位置に、固定されてしまいます。
 固定された位置では、ピンが手で容易に回転できなく、
 また、ベーターピンを軽く押す形で止ってしまい
 ブレーキ中の応力が加わって、ピンが抜けるのだろうと推測します

下のピンはデビルテクニカが販売していた、ステンレスパッドピンですが
今は販売中止になっています。
6POT 6PADは販売中止になっていますので、販売中止なんだろうと
思っていますが~・・・・・


padpin.jpg

































上記の様に、ダブルベーターピンにすることによって、
ブレーキパーツ脱落の安全度は一気に向上します。
(まあ、2本同時にベータピンが抜けることは無いだろうと言う考えです)

・リリースは来年の1月ぐらいを考えていますが
 これでもいいから欲しい人は連絡をください。
 制作費は1本あたり、¥2,500程になりますが、まだ、確定してません。
 別途送料が掛かります。 
 また、頭は6角形状ではなく、円柱形状になります。

 ベルリンガーの6ポッドキャリパーをお使いで
 パッドピンがサビサビの人、このままだとヤバイとお思いの方は
 ご連絡ください。
 3本単位での販売になりますが、予備品を必要な方は
 必要員数分だけ用意します。
 
 ちょっと高いですが、安全性を考えたら、安いです。

拍手[0回]

CIMG4893.jpg



































値上げの日、一日間違えたよ

びっくらこいたっス。

拍手[0回]

イマイチパワーが出ないので、バルブタイミングを確認します。

2e6c6c87.jpeg




























































↑タイミングホイールでダイヤルゲージが止まる角度の50%の位置がTDCになります。
 探すときは、反時計方向にクランクを回して探します。
 時計方向にはギアのバックラッシュが有るので、測定してはいけません。

e5439b0a.jpeg




















































↑1番シリンダーのIN側を計ります。



CIMG4816.jpg








































CIMG4810.jpg





































↑自作した測定子がクランクしていますが、オイルジェットを避けてリテーナーの頭にセットします。
 カムシャフトのリフト量は、リテーナーの移動量をダイヤルゲージで直読します。


CIMG4814.jpg
































↑ カムスプロケットとカムの締結ボルトは5回程締付けを繰り返すと伸びますので
  その都度交換します。

結果・EX104° IN107°でしたので、
    EX104° IN103.5°に変更しました。

あと、タペット音がうるさかったので、再度調整を行いました。
エンジンを組んだときは、全数0.15mmで調整したはずなのに
測定したら、0.25mm~0.30mmもありました。ナンデ?
普通はシートカットしたらバルブの沈み込みが有るので
クリアランスは減る方向にあるんですが、なぜか増えてました。
もしかしたら、組み立てをした時から間違っていたのかもしれません。

今回は慎重に測定しIN0.10mm EX0.15mmで組みましたが
ヘッドから聞こえるタペットの打音が無くなり純正風の音になりました。


作業開始から、片付け終了まで6時間ほど掛かりました・・・・・

    疲れるね~




拍手[0回]

        CIMG4778.jpg






























下を見てもらうと判ると思いますが、
ぶっちゃけ、全然ダメ


 



2000RPMから6000RPMまでは、約5馬力ほど向上してましたが
7000RPM以上がまったくダメダメ

空燃比はズバリ出ているので

カムタイミング・点火系・・・・・ このどれかが

ダメ

試しにSPⅡの設定を、BTDC40°からBTDC36°に変更したら

50馬力落ちました・・・・・・


さて、何が悪さをしてるんでしょうか~ 涙

DYNOJET北陸
赤兎馬

拍手[0回]


画像はクリックすると拡大します・
8bdf50efjpeg

























↑ HONDA X4・CB1300(SC38・SC40)の
  冷却水系統図です。
  冷間時のサーモスタットは単なるシャッターで、水路を遮断しています。
  ウオーターポンプで送られた冷却水は、シリンダーから出ている
  細い管で、ウオーターポンプに戻ります。
  冷却水温度が、サーモスタット動作温度になると水路を開放し
  ラジエーターに冷却水を流し、冷却水温度を下げます。
  
  

42432125jpeg























↑ SC54の冷却水系統は、ボトムバイパス式サーモを採用していますので
  冷間時の冷却水は、エンジンから出てバイパスパイプを通り、
  ウオーターポンプに戻ります。(この方式は、暖気時間が短いです)
  温間時はバイパスパイプ行きの水路が遮断され、
  ラジエーターの方向のみに冷却水が流れます。
    
  水冷式オイルクーラーの効果としまして
  一般的に油温の上昇は遅いですから  

  1・潤滑油温度の早期上昇(暖機時間の短縮)
  
    空冷式と違い、冷却水と潤滑油を熱交換しますので
 
  2・過度に潤滑油温度が下がることがない。

    2の効果として、潤滑油中の燃料成分の揮発促進

    水温・油温が低いと、潤滑油中に燃料が混じってオイルが薄くなってしまいます。 

  3・最大の効果
   
    油温上昇が早い。
    停止中でも冷却できる。  


  このSC54用冷却系統に変更するには以下の部品が必要になります。
 1・SC54用ウオーターポンプカバー
 2・SC54用サーモスタット
 3・SC54用バイパスチューブ
 4・5φシリコンキャップ(シリンダー止水用)
 5・ホースバンド2個

 オイルクーラーを取り付けるには

 1・CBR600・SC54輸出用の水冷式オイルクーラー
 2・パイプ類
 3・冷却水インレットパイプの途中から冷却水を分岐するジョイント
  (水温センサーアダプターを利用します) 


 これに変更すると、機関暖気時間の短縮によるエミッション向上と
 ほんの少しの燃費向上が得られますよ。
 
 あと、冬場の燃費は向上するでしょう~ タブン
 
*レースや渋滞路しか走らない人は、空冷式の方が良いです。

拍手[2回]

 

P1040306.jpg





































祝!!

エンジン始動!!!



1・排気音    低音が効いて大きい
2・暖気      早い
3・困ったこと  低温時バックファイヤーがひどい

こんな感じ。

まだ乗ってませんの。

一発始動でヨロシクです。

拍手[0回]

P1040272.jpg










































↑ ピストン上死点をダイヤルケージを使用して探しています.
ピストンは行程の中で、上死点付近で停止します。
クランク角度にすると、3度程停止しますので、
ダイヤルゲージが動かなくなった角度の半分が、
ピストン上死点であり、クランクが0度の位置です。
この位置を、タイミングホイールのTDC位置に針金でマーキングをします。

P1040274.jpg








































↑バルブタイミング調整中

一般的にカムシャフトのデーターは、1mmリフトアップ時の角度と
カムプロフィールのロブセンターの2種類が記載されてますので
クランクを半時計方向に回して、1mmリフトアップ時は
バルブリテーナーが1mm沈んだ位置と
ロブセンター位置は、リテーナーが沈みきってから動き始めるまでの
クランク角度の1/2位置のクランク角度を読みバルブタイミングを
希望のタイミング位置に合わせます。
面研磨するとバルブタイミングはずれますので
↓写真のように、カムスプロケットをバーニア加工(長穴)して、
可変できるようにします。


P1040247.jpg






































P1040278.jpg

































↑バルブ測定の図
ちょっと治具の角度がおかしいですが
バルブリテーナーに垂直になるように設置します。
このSC38のエンジンは、リテーナーが見える穴の垂直上に
カム潤滑用のオイルジェット(青ペンキ位置)がありますので、それを逃げるように治具をセットします。
普通の、ダイヤルゲージでは測定できません。

↓写真のように、先っちょがクランクした治具を製作しなければ測定できません。

P1040294.jpg

































P1040288.jpg
































↑エンジンが組みあがって、バルブタイミングの調整も終わって圧縮圧力を測定します。
 
これは、圧縮比の測定ではなくて、実圧縮圧力の測定です。
普通は暖気終了後の温間時に測定しますが、データー取りの為に測定します。
冷間時で、平均16.2kg/cmもありました・・・・・・・
圧力高すぎ。
温間時はピストンが膨張しますので更に高くなります。
高圧縮圧エンジンが完成しました。
もしかしたらエンジンが熱いときはセルが回らないかも知れませんね。

高圧縮となり、プラグの放電電圧は圧縮圧力に比例して高くなりますが
ウオタニSPⅡのイグにションコイルはノーマルの20,000ボルトに比べ
40,000万ボルトの出力まで出せますのでプラグギャップを広げました。
広めることで、火炎核が大きくなって、燃焼しやすくなります。
イリジュウムプラグは標準0.4mmですが1mmまで広げました。
ノーマルエンジンに狭いプラグギャップでは低い電圧で放電してしまい
SP2の性能を最大限使用する事はできません。
また、圧縮圧力が大きくなると、点火時期を進めてあげないといけませんが
ウオタニSP2では最大40°までしか進角しませんので
43°ぐらいまで点火時期を進めてあげないといけません。
ウオタニのオヤジに言って、45°ぐらいまで進角できるユニットを
作ってもらおうか、スパークアドバンサーを少しずらしてやるか思案中だったりします。

P1040299.jpg

































↑ キャブ装着を残して完成。

  キャブを付けたら、潤滑油・冷却水・燃料を入れて、機関始動です。






拍手[0回]

P1040259.jpg































↑ ドイツから来た19丁スプロケットと、自作のスペーサーです。
日本国内で特注すると、CB1300/X4用19丁は売ってなくて20,000円ほどになりますが
ドイツ製だと、半額程度で入手できます。

リアサスを長いタイプに交換すると、チェーンがスイングアームに接触して
チェーンスライダーが異常磨耗する為、フロントスプロケット外径の大きいものに交換して、
接触抵抗を低減する目的で交換します。

以下交換手順

P1040261.jpg
































P1040263.jpg

































P1040264.jpg

































P1040265.jpg
































P1040266.jpg

































完成

フロントを19丁にすると、ノーマル比108%になります。






拍手[1回]

P1040157.jpg
































↑JE 80mmPISTON WPC/MOS2加工



P1040161.jpg































↑ WPC/MOS2加工済み ガンメタ色になってしまいました。
モリブデンを表面にショットブラストして、突き刺さってる状態らしいです。


P1040163.jpg






























↑ ピストンリング取り付け

JEのピストンリングは、トップとセカンドの表記がありませんでしたので
BABYFACEに問い合わせましたところ

  トップリング 茶色
  セカンドリング 黒色

です。

最近の出荷分は、区別がないそうです・・・・


P1040166.jpg
































↑ピストン取り付け。
 ピンもWPC/MOS2加工しましたが、
自己潤滑作用があるようで滑るように挿入されます。


P1040181.jpg































↑ ピストン取り付け完了


P1040184.jpg
































↑2mmボーリングアップ・0.6mmシリンダー面研磨、プラットホーニングしたシリンダーです。
   標準ピストンクリアランスは64/1000μm 今回は72/1000μm
  事情があってちょっと広めです。 


P1040186.jpg
































↑2番3番挿入中



P1040187.jpg
































↑4番、ピストンリング圧縮中



P1040189.jpg
































↑4シリンダー挿入完了。

前回は、慣れないせいか2時間掛かりましたが、
今回は20分で挿入できました。
ちなみに1人では、作業できません。

P1040202.jpg








































↑シリンダーヘッド搭載


P1040250.jpg































↑ヨシムラST2カムシャフト WPC/MOS2加工済み
 ジャーナルとスリップ面がガンメタ色になりました。



P1040251.jpg








































↑カムシャフト仮搭載

P1040254.jpg
































↑カムホルダー締め付け
 対角に数回に分けて締結しないと、某氏のように
 カムホルダーを割ってしまします。
  


P1040255.jpg































↑ヘッドまで完成!!! 作業時間約4時間です。


拍手[0回]

 P1040064.jpg






























↑ 新品のバルブです・・・・・

色々問題があって、バルブは全数新品になりました・・・・・・・・



P1040066.jpg






























↑ ガビガビだった新品バルブを、ピカピカに磨きました。
16バルブ磨くのに、6時間掛かりました。


P1040088.jpg






























↑ヒカヒカですね。


P1040103.jpg































バルブコンパウンド(油目)を付けて、摺りあわせををします。
今回は、シートカットも施したので軽く摺り合わせます。
当りは、中当り0.6mmです。 
0.6mmだとかなり狭いですが、高圧縮を保つためには
当り幅は狭いほうが、面圧が高いので混合気が漏れません。


P1040097.jpg
































↑ピカピカですな~
ちなみに磨いても、エンジン出力には何の関係もありません。
煤が付き難い、たこ棒が吸い付きやすい・・・・ この程度です。



P1040104.jpg































↑摺りあわせ完了!!



P1040146.jpg































↑ ヘッド組み立て完了。

今回は、スプリングコンプレッサーは使用しませんでした。
秘密兵器の、バルブコッターツールで組み立てました。
1バルブ辺り、2分で組み立てできました。 

なんで、バルブを新品にしたのかと言うとですね
シートの当たり幅が1.2mmのバルブがあったのです
そこまで行くと、どんだけ摺り合わせしても、
当たり幅が広くなる一方で、何の効果もありません。

この後の工程の事もあるし
ここは潔く、全数シートカットと新品バルブになりました。

Special Thanks Mr KOIDE

拍手[0回]

CIMG4580.jpg































LEDウインカーを製作します。
Super Flux:黄色LED L-7679C1SEC-H
Kingbright社の黄色フラックスLEDです。 指向特性70度
サイズ:7.6×7.6mm
波長:589nm
光束:4,000mcd(Max)
定格:2.9V/70mA
指向特性:70度
レンズ色:無色透明
タイプ:ストッパー有

標準の5%の能力でで点灯させたところ。


CIMG4584.jpg































このLEDをウインカーあたり72個使います。
表側に48個、レフレクター側に向けて24個設置します。
基盤に設置すると楽なんですが、レフレクター側に向けた光が通過しませんので
一個づつ、接着剤で留めました。気の遠くなるような作業です。
裏側に向けたLEDは光を拡散させるために使用します。
市販のLEDバルブはこのLEDを24個ぐらい使用して製品化されてますので
このウインカーは、3倍の明るさになる予定です。
消費電力は、LEDを沢山使いますので、約16Wになります。
通常のバルブの6程度の消費電力です。

CIMG4585.jpg
































ひとまず8個60%の能力で点灯させたところ。
直視したら目が壊れるくらいに明るいです。

酔狂な人は自作しますが、一般の人には市販品をお勧めします。

拍手[0回]

P1020895.jpg































バルブ磨きです
電気ドリルのチャックコレットにバルブを取り付け回転させます。

P1020880.jpg
































これは、インレット側バルブで、かなり綺麗なバルブです。
茶色いのは、ガソリンが劣化したワニス成分です。



P1020885.jpg

































1分ほど磨くと、こうなります。
前回の分解整備時にバルブ表面を磨いておいたので、素早く不純物除去ができました。
研磨には3Mスポンジ研磨剤を使用しました。
耐水ペーパーと違って、局面にフィットしてとても作業が捗りました。


P1020888.jpg

































バルブステムを計測します。

使用限界
IN 5.57
EX 5.56

槢動部の上中下3箇所で使用限界以上の数値にあることを確認します。

P1020897.jpg































16バルブ全部研磨するのに、30分ほど掛かりました。

P1020907.jpg
































バルブをバルブガイドに差し込んだだけの状態で
光明丹を溶いた灯油を燃焼室に満たし
バルブから漏れ無いことを確認します。


P1020911.jpg

































良好なバルブは赤い溶液が漏れません。


P1020913.jpg


































ダメなバルブからは赤い溶液が漏れています。

とゆうことで、全数バルブ摺り合わせを行います。
しかし、ガイド内部には剥離剤で除去できなかった
カーボンがふやけて残って、動きが渋くなってしまったので
バルブガイドリーマでガイド内部をリーマ仕上げをしなくてはいけませんが
バルブガイドリーマなんて持っていないので
本日はリーマを注文して終了です。

拍手[0回]

P1020879.jpg


































あ~ ついにやってしまった~エンジン分解!!!
なんだか、ヘッドが無いと2stみたいですね。

P1020849.jpg



































一番シリンダーの左側インレットバルブです
カーボンでゴテゴテです
カーボンだらけなのはこいつだけです。

P1020872.jpg

































右側燃焼室の右上ポートだけ、見た目がおかしいです。
なにか判りますか?

P1020876.jpg




































罰印の付いているバルブガイドがら、燃焼室に向けて何かが流れた痕がありますが

オイルです・・・・


そう、いわゆる【オイル下がり】してました。
前回組んだときに組み方がまずかったのか
それとも、ステムシールの不良なのか・・・・・

これくらい漏れててもマフラーから白煙を吐く訳ではないので普通に走るんですが
堆積物が多くなると、燃料をカーボンが吸ってしまい、更にカーボンが溜まって
運転時の空燃費に遅れがでます。
遅れが出ると、エンジンのレスポンスに影響するんですね。

とりあえす、今回の分解でこの現象を発見したので
ある意味、目的達成状態で満足だったりします。


拍手[0回]

CIMG4554.jpg
































銀エンジンのシリンダーです。
とあるところでX線照射してもらった、スペシャルです(笑)
年明けから、ボーリングと秘密処理にお出かけします。

拍手[0回]









実は冬季集中整備期間中だったりするので
いろいろバラバラにして、消耗品や油脂類を交換したり
補充したりしてるんですが

ラジエーターの裏側にある電動ファンが溶けてた 赤いとこ
どんだけ熱いのよ、X4・・・・・

これも交換かよ

拍手[1回]

P1020791.jpg

































キタキター ビーターのアルミタンク 20L用です。
なんだか、金も無いのに勢いで買ってしまいました。
一回の給油で航続距離300キロ以上ですなー
でも、来年は塗れないかもね

拍手[0回]



忍者ブログ [PR]
忍者ポイント
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
[04/10 こいで]
[05/16 馬場哲也]
[05/15 馬場哲也]
[05/09 NONAME]
[04/30 TT]
[04/20 のぶ]
[03/20 とし]
[02/27 ポテチン]
[02/24 ポテチン]
[08/26 LeslieFam]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
studioradium
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
NINJA TOOLS
お天気情報
アクセス解析
フリーエリア